戦勝記念日?

8月15日に思うこと

 第二次世界大戦の終わった日である
数年前の8月 ロンドンを訪れた時 バッキンガム宮殿の前で華々しく戦勝記念の行事が行われていた、連合国にとってはまさに戦勝記念日なのだ。
この夏 フランス、ニースを訪れた時 やはり 第二次大戦で勇敢に戦いニースを守った兵士を称えるパレードが街角でおこなわれていた。  
娘の知り合いのイタリア人青年は 時々行われる このような行事を見ると 「ロベルト、 同志よ!」 と 声を掛けるという。  
(ロベルトはイタリア語で 英語ではロバート、これは ”ローマ、ベルリン、トウキョウ” を指し、もちろん 日独伊三国同盟のこと) 歴史は知っていても戦争を知らない若者の軽口であってもなぜか心配になる、 それぞれの国のそれぞれの人にそれぞれの思惑がある。

※※※ これを見た娘から ちょっと抗議のメール − ”かの若者はいかなる大義名分があろうと戦争     が悪であることは十分認識している、 ただユーモアがいつもブラックなだけ” と云うことでした
一つの地球に幾つもの文化があることは楽しいけれど 一つの地球に一つの心を と 願う!  そう、Tさんも仰っていた、 地球に人類が誕生した時、厳密に日本人、何人、などと区別されて誕生したんじゃあないんだもの!

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