なぜ? 俳句!

子供のころ、お正月の楽しみといえば母が読み上げる百人一首を家族全員で源平に分かれての歌留多取り。
中学までは三十一文字でしたが 高校生になると反抗期になり母に反発ばかり。

5年ほど前 ふとしたきっかけで俳人のA先生に誘っていただき、時折句会に。 少ない文字で 時には何ページにもわたる思いや 言葉で表せない深い思いを込められることに 興味が湧き、

特に直接的な表現をしないで それと わからせる ”陰の芸術” という点に 惹かれ 私も日本人だなあ〜 と再認識!お仲間のMさんはとても俳句に造詣が深く、私のもう一人の先生です。


詠み初めたころの句

寒椿 触れぬ恋あり クラス会

  年新た 竹林の風 目にやさし
   春雷や 初の句会に 歩の乱れ
陽だまりの 鏡の我に 母の皺

最後の句は「類句がありそうですね」 と云われがっかりしたのと同時に 難しさを認識した句です。


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